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OdawaraPR>みどころ>石橋山古戦場跡 佐奈田霊


石橋山古戦場跡 佐奈田霊社


←真田(佐奈田?)与一(余一??)の人形 交通 江之浦・湯河原行きバス 石橋下車 10分
駐車場 無料(台数は少ないです)
問い合わせ 0465-22-8554

地図はこちら→


 この附近は源頼朝が治承四年(1180年)八月二十三日に以仁王の遺命を受けて平家に対し挙兵をした処です。このとき、相模の名族三浦党の岡崎四郎義実や、その子真田(佐奈田)余一義忠も参陣しました。しかし、頼朝軍は僅か三百、平家軍は大庭景親以下三千(その中に伊東祐親さんもいました)であったため、頼朝軍は苦戦となりました。このとき真田余一は十五騎で豪雄俣野五郎の七十五騎と戦い、両将組打ちとなり、俣野を組み敷きますが短刀がさやから抜けず手間取るうちに駆けつけた敵に討たれます。二十五歳でした。

 余一の郎党文三家安(家康)は、主人の討死を聞き、敵中に突っ込んで主人の跡を追い討死しました。この後討死の地には与一塚が建てられ、与一を祭神とする佐奈田霊社が祀られました。その100mの処には、文三を祭る文三堂があります。

 霊社下の畑はねじり畑と呼ばれ、組打をしたところと言われているそうですが、この畑の作物はすべてねじれてしまうとも伝えられているそうです。

 吾妻鏡によりますと、頼朝は、建久元年(1190)2人の墓を訪れ、忠節をしのび涙を流したと伝えられているそうです

と、小田原市が立てた案内板に書いてありました。しかし、その案内板ったら、3〜4枚あるあげく、名前が「真田」「佐奈田」「与一」「余一」「家康」「家安」と入り混じってまして・・・。どれが本当??小田原市さん・・・。(怒)諸説あるでしょうが、小田原市としては一応統一するってできないのかなぁ。北條氏だって普通は北条だけど、小田原市としては北條氏で統一してるんだしさ・・・。

 生まれて初めて訪れたんですが、まったく迷わずいけました。135号線を熱海方面へ走らせると看板がでてますのでその方向へ進みました。途中から農道になってしまい、不安におちいりましたが、無事駐車場に到着。そこからちょっと下って霊社を訪れました。

境内に入ると本堂(本堂の外観を取り損ねました涙・・・)ともう1つ建物があり、そちらには十二支のご本尊が祀ってありました。それぞれの干支の御札もあります。
境内には他に浩宮さんがご学友と訪れたらしく、その記念碑が、他には与一塚や鳥居があってそこの狛犬が特に印象深かったです。普通狛犬って1匹ずつだと思うんですけど、2匹ずつなんですよ。(写真を見てください)それとソロバンも謎。

 本堂の中には大きな提灯があります。ここは全国でも1つだけのせき、喘息の霊社だそうで、中では佐奈田飴(500円)水あめ、飲む御札(200円だったと・・・)などがあります。本堂の中にはほかに古戦場から発掘された刀や戦争中に無事を祈ったと思われる色紙などがありました。あと、ここにはとび職の人たちが良く参拝にみえるそうです。理由を聞いたところ「木遣りをうたうから(喉に関係あるから)じゃないでしょうか」といわれました。
また、山の上にあるため、海が良く見えます。元旦には初詣がてら初日の出を見る人たちでにぎわうそうです。その日は一日護摩を焚いているので本堂の中は煤だらけなんですよと、説明してくれた女性(おばあちゃん)が笑ってました。写真を撮ったらすぐ次の目的地へ行くつもりだったのが、すっかりまったりしてしまいました。かなりおすすめです。
是非お参りしてみてください。

与一塚 駐車場へ行く道からみた海 古戦場から発掘された刀
ここの狛犬は親子(?)なんです。珍しいと思いませんか?
あとは何故かソロバンの碑とか(本堂には長〜いソロバンが)あります。

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