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菅原神社



初天神 1月25日

住所と問い合わせ先

小田原市国府津1752 0465−47−2960
交通 JR東海道線 国府津駅徒歩15分
駐車場 なし

地図はこちら→


 JR東海道線国府津駅より徒歩15分くらいのところにある菅原神社をご紹介します。ここは古くから「天神さん」と呼ばれる国府津の鎮守です。
 菅原道真といえば、平安時代に藤原氏をおさえて右大臣にまでのぼりつめましたが、その後藤原時平の陰謀(?)により、大宰府へ流され没した人物です。(さらにその後は悪霊扱いされ、雷が落ちれば彼のせい・・・おいおい・・・。皆心にやましいものを持ってたからなんでしょうね〜。)

で、その人物が何故ここに祀られているんだろ〜と昔から思っていました。でも結構分家じゃないですけど、末社っていうんですか?そういうのって全国にあったりするのでそういうノリかと思っていましたが・・・神社の説明看板を見ると「正暦5年6月30日の夕方 国府津海岸に木造船が着き、貴人が乗っていた。村人は麦飯に麦粉をかけてもてなした。数日後村人の夢枕にその貴人が現れ、「京の菅神(菅原道真)を崇敬せば幸多からん」と告げた」そうです。
その後貴人の元を訪ねると姿がなく、彼の木像、庭に松と梅が植えられていたそうで、純真な村人たちは「菅原道真の霊が現れたと信じて祠を造ったそうです。(しかし、なんで国府津に菅原道真公が・・・。謎すぎ・・・)

菅原道真を祀っているということでそこここに「牛」や「梅」や「筆」など、う〜ん菅公だぁと感じさせるものが多いです。

なで牛3連写(笑)

この牛は「自分の体で治してもらいたいところを撫でた後牛の座像を撫でると霊験がある」そうです。また「福運願望成就にも霊験がある」とのことで・・・。写真撮るのに夢中で触るの忘れました(号泣)。ちなみに牛さんは「菅公の御使い」です。

阿吽の牛

普通狛犬(いや、ここには狛犬もありましたが)なんですけど、ここでは牛なのです。しかし現在は金網をかぶせられています。何があったの??境内には阿吽のお稲荷さんもいます。

こちらは通常神社にある狛犬です。

OdaPを開設してからよく神社などに取材に行きますが、最近管理人が注目しているのは「狛犬」だったりする。皆顔も違えば、面白いものも(佐奈田霊社の狛犬なんかは親子(?)だったし)あったりします。

境内には色々な碑があります。

中でも曽我兄弟の隠れ石という大岩と言われる石が有名で、兄弟が父の仇工藤祐経の鎌倉へ向かう行列を、この大岩に隠れて待ち受けたが、警護が厳しく涙を呑んで見送ったと言われていると書かれていました。
また、「筆塚」は、菅原神社だなぁと思わせる一品ですね〜。筆入れるところは家庭にあるような「ポスト」ってとこがまた・・・★

境内にある諏訪神社 祭神は建御名方神です。

菅原神社の祭神は菅公の他に「八幡社誉田別命」「淺間社木花咲耶姫命」「稲荷社倉稲魂命」「神明社天照大神」「日枝社大山昨命」を祀っています。この諏訪社は水を司る神様であり、又土木建築に関る神様として崇められているそうです。傍らには竜神の像が・・・。

↑上は菅原神社のお守りたち。五角形のものが珍しいと思います。一番右も珍しい(と私は思った)鉢巻です。受験生がこれを頭にまいて勉強すると良いというものなんでしょうね〜。私は使わなかったけど〜。(だって音楽学校だったんだもん。菅公は学問の神様であっても「音楽」の神様ではない(ハズ)のため。源博雅さんになら音楽の神になれたのではないでしょうか★)

←こちらは絵馬です。菅公のお姿が・・・。どうも私は菅公というと「原作:夢枕漠、絵:岡野玲子」の「陰陽師(白泉社)」の姿を思い出すんですが・・・。悪霊扱いの菅公も結構かっこ良かったりします。

写真左:小田原市指定天然記念物に指定されているムクノキ。老木です。

写真右:境内にあるお稲荷さん。

茅の輪がありました。これをくぐると病気厄除けのご利益があるそうです。

しまった、これもくぐってない・・・。


毎年1月25日に初天神があり、参詣の人たちでにぎわうそうです。(管理人は行ったことがないらしい)
結構おすすめのスポットです〜。よかったら行ってみてください。

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