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松原神社例大祭


松原神社2 本殿です。 日時
5月3日:御霊入れ
5月4日:お浜降り他
5月5日:宮入他
交通 JR小田原駅東口 徒歩15分
駐車場 なし(近くに有料の市営や私営の駐車場があります。)
住所 小田原市本町2-10-16

地図はこちら→


小田原では毎年5月3日に北條五代祭が開催されています。これは北條氏を偲んで開催されるイベントで、武者隊・騎馬隊・鉄砲隊・ブラスバンド・小田原ちょうちん踊りなど2,000人の隊列がパレードをします。実は私、パレード見に行ったのは小学生の時が最後で全然行ってません。どちらかというと今回紹介する『松原神社例大祭』の方が好きなんです。小田原市は北條まつりの方はよく宣伝してるのに(市長や小田原縁の芸能人がパレードに参加するからですかねぇ)松原神社大祭はほとんど宣伝されてません。なのであえて松原神社大祭を紹介してみようかと。(なぜか見に行けないんですよね・・・。なぜだろう。今年(2003年)も行けなかった。)

松原神社には氏子が二十七あります。そして、それぞれに神輿があります。例大祭初日の5月3日、各町内神輿の御霊入れが行われ、その後北条五代祭へ参加と各町内を練り歩きます。

神輿の担ぎ方は「小田原流」と呼ばれる独特なものです。掛け声は「ワッショイワッショイ」じゃないんですよ〜。「おいさーこりゃさー」(と聞こえます)なんです。

私が特に好きなシーンは「つっかけ」です。まず一人の音頭取が声を張り上げて掛け声を発します。そしてその後木遣りを唄います。神輿担ぎは合いの手をかけます。そして唄い終わると目的物(家や店や神輿)に向かって「ソイヤ(と聞こえる)ソイヤソイヤ」と言いながら全速力で走ります。

木遣り唄はとび職でも唄いますが(そっちのが有名?)神奈川県の海岸沿いでは祭礼で神輿、山車に付随して木遣りが唄われることが特徴的だそうです。小田原はとくに珍しく、木遣りを実際の仕事上でも唄っているのだそうです。木遣りを唄うのは網を引き上げるときに一致団結して上げないとならなかったためと思われます。現在は機械を使用していると思いますが、魚のかかった網を持ち上げるのは重労働です。そのため木遣りが唄われました。また、海神信仰のためとも言われています。

木遣歌詞

一で大山や 石尊さまだ
三で讃岐のや 金毘羅さまだ
五つ出雲のや 色神さまだ
七つ成田のや 御不動さまだ
九つ高野のや 弘法さまだ 
 二で日光のや 東照宮さまだ
 四で信濃のや 善光寺さまだ
 六で六角堂のや 六地蔵さまだ
 八つ八幡のや 八幡さまだ
 十で当地のや 氏神さまだ

 

4日にはお浜降りという行事が行われます。神輿が御幸が浜(御幸の浜?)から浜に続々と降り、波打ち際を歩きます。その後砂浜ですべての神輿が並び、順番に海に向かってつっかけます。4日には小田原駅周辺や国道一号線あたりをふらふらすると何機かの神輿と遭遇できます。今回初めて子供神輿のつっかけを目撃しました。(でもつっかけるのが怖いらしく、おそるおそるってかんじでしたけど(笑)。
11時半頃御幸が浜(御幸の浜?)へ行くとお浜降りを見ることができます。
2003年5月4日 お浜降り写真
上の写真は浜に降りるため通った神輿を撮影しました。
左右の写真は波打ち際を歩く神輿です。

このお浜降り、昔は冬にしてたそうですが、現在は例大祭中にすることになっています。

私が一番お勧めしたいのは5日の宮入です。夕方頃になると二十七機の神輿が松原神社へ集まってきます。でも全部一度に入る事は出来ないので順番に宮入をします。5日の夕方になると、二十七機の神輿が松原神社へと向かいます。そして順番待ちの神輿が宮小路に集まります。松原神社そばの通りは神輿と見物の人々で混雑します。そして7時半頃から9時半頃にかけて宮入が始まります。待っている神輿はつっかけをしあったりします。神輿どうしのつっかけが見れるのはたぶんここだけだと思われます。(他でみたことはないです。今までは。)

 

つっかけ入口 宮入でつっかけを始める場所から松原神社を撮影してみました。結構長い距離だということがおわかりいただけますでしょうか?

普通に走るのでもきついのに、神輿を担いで・・・しかも3日間ぶっ通しの祭・・・そして最終日・・・。きつい、これは絶対にきついぞ!!

 

松原神社への道の入り口で木遣りを唄います。そして全速力で神社めがけて突っかけます。神社前でパフォーマンスをし、それぞれの地域に帰って行きます。以前は境内までつっかけていた記憶がありますが、最近は入り口まで(たまに橋の前まで行きますが)です。

管理人イチオシ!!です、本当に。是非是非見に来てください!!!

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