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曽我物語3 誤算T(ついに犠牲者が)


 そうすると今度は祐経の方が納得いきません。もう自分が継いだ荘園なのにという気持ちと、自分の妻(祐親の娘)をだますようにして連れ去ったこともあります。(祐経の妻だった祐親の娘は父の命令で相模を支配していた土肥実平の嫡男と再婚させられています)完全な敵対関係へと発展、いきり立った祐経は戦をしかけようとしましたが、源頼朝の説得により思いとどまります。しかし、当然このままですむはずがありません。

 1176年、伊豆地方の原野で悲劇が起こります。
 祐親が近辺の武士を招いて7日間にわたり巻狩を催しました。そのとき復讐心に燃える祐経に命じられ、家臣の大見小藤太と八幡三郎が祐親を暗殺しようと物陰から狙いを定めていたのです。しかし、なかなかチャンスは訪れません。1日目がすぎ、2日目がすぎ・・・・とうとう最終日になってしまいました。2人はやっとチャンスをつかみ、祐親に矢を射掛けますが、祐親の左手をかすっただけで終りました。しかし、他の矢が、祐親の嫡男河津祐泰に当り、やがてその傷がもとで祐泰は死亡します。

 狙ったのは祐親なのに・・・誤算ですよね。ここで祐親が暗殺されていたら兄弟の運命もまた変わっていたのでしょうか?

  1. 発端 〜スケベ爺さんの過ち〜
  2. 財産争い 〜箱根権現ってすごい?!〜
  3. 誤算T 〜ついに犠牲者が〜
  4. 遺児 〜曽我へ〜
  5. 誤算U 〜先を見る目がなかった?!〜
  6. 仇討 〜狙い、狙われ・・・〜
  7. 仇討が終って・・・

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